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マイク・ノイズ

OBSのノイズ除去はどれを使う?PCと声に合わせた選び方

OBSのRNNoise・Speex、NVIDIA Broadcast、ReaFIR、NoiLessを導入条件で比較。Windowsで使う場所、追加ソフト、無料・体験版の違いと、自分の声で選ぶ確認方法をまとめます。

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OBSのノイズ除去を選ぶなら、まず標準のRNNoise・Speexを試し、声の聞こえ方や使う場所に合わないときに追加ソフトを検討します。 「おすすめ」の名前だけで決めず、PCで動くか、どこで処理するか、普段の声が自然に残るかを分けて考えると選びやすくなります。

この記事はWindowsでの雑談・ゲーム配信を中心に、5つの候補の導入条件を整理したものです。多幸演算が制作するNoiLessも含みます。各候補を同じ音声で測定した音質ランキングではありません。

追加する前に、標準機能で足りるか確かめる

マイクの「フィルタ」から「ノイズ抑制」を追加すると、RNNoiseやSpeexを選べます。別のアプリやプラグインを入れずに試せるので、最初の候補にしやすい方法です。

方式を比べるときは、ほかのノイズ抑制を重ねずに一つずつ録画します。声がこもる、語尾が消えるなどの変化が出る場合は、ノイズ抑制とゲートを切り分ける手順を先に確認してください。配置で改善できる打鍵音には、話している間のキーボード音の対策も役立ちます。

5つの候補の導入条件を比べる

同じ「ノイズ除去」でも、OBSの中で選ぶ機能、独立したアプリ、ホストへ読み込むプラグインがあります。下の条件表では、追加するものと試し方を揃えて並べています。

RNNoise
使う場所・環境OBS標準の「ノイズ抑制」。Windows・macOS・LinuxのOBSで使えます。
追加と費用追加ソフトは不要。OBSの標準機能として試せます。
確認すること有効・無効の音を比較。Speexのような抑制レベルのスライダーはありません。
Speex
使う場所・環境OBS標準の「ノイズ抑制」。Windows・macOS・LinuxのOBSで使えます。
追加と費用追加ソフトは不要。OBSの標準機能として試せます。
確認すること抑制レベルを調整できます。ノイズの減り方と声への影響を一緒に聞きます。
NVIDIA Broadcast
使う場所・環境Windows上の別アプリ。対応するNVIDIA RTX GPUなど、公式の動作環境が必要です。
追加と費用無償アプリを導入し、OBSの入力にBroadcastの仮想マイクを選びます。
確認することGPU・ドライバーの対応と、ゲームを動かした状態での声・動作を確認します。
ReaFIR(ReaPlugs)
使う場所・環境Windows用のVSTプラグイン。64bit版は、対応するOBSの「VST 2.x プラグイン」で読み込みます。
追加と費用無償のReaPlugsを導入。Subtractモードではノイズの特徴を登録して処理します。
確認すること背景音の特徴が変わった場合や、小さな声まで削られる場合に設定を見直します。
NoiLess(多幸演算)
使う場所・環境Windows 64bit用のVST3プラグイン。OBSでは別途atkAudio Plugin Hostが必要です。ホスト側はWindows 11を案内しています。
追加と費用有料の製品版と無料体験版。体験版は定期的に音声が一時的に無音になります。
確認すること話し声向けの3モードを比較。小声・語尾・発話中のノイズを自分の録音で確認します。

アプリやホストの要件は更新されるので、導入前に公式の配布ページも確認してください。無料で使えること、手順が少ないこと、声が好みに合うことは、それぞれ別の判断材料です。

RTXの有無と、配信中のPCの余裕を見る

NVIDIA Broadcastアプリには対応RTX GPUが必要です。GPUが分からない場合は、Windowsのタスク マネージャーの「パフォーマンス」で名前を確認し、NVIDIA公式の要件と照らし合わせます。RTXがないPCでは、まずOBS標準のRNNoise・Speexから試せます。

OBSの方式一覧に追加できる「NVIDIA Noise Removal」は、別途SDKを使う機能です。Broadcastアプリや旧RTX Voiceと、導入方法・対応条件を混同しないでください。この記事の比較対象はBroadcastアプリです。

配信ソフトだけを開いた状態で問題がなくても、ゲームと同時に動かすと音や動作が変わることがあります。候補を一つ有効にして、普段のゲーム・画面構成で短く録画してください。「ノートPCだから無理」「この方式なら必ず軽い」と機種名だけで決めず、実際に使う状態で確認します。

外部アプリとVSTプラグインの違いを知る

外部アプリはOBSに音が届く前に処理します。VSTプラグインは、それを読み込むソフトの中で処理します。この読み込み役を「ホスト」と呼びます。

ノイズを処理する場所が違う
外部アプリ
マイク実際の入力デバイス
Broadcastなどアプリでノイズを処理
OBS処理後の仮想マイクを選ぶ
OBS内のプラグイン
マイクOBSへ入力する
OBSのフィルター対応するホストを用意
VSTで処理その音を録画・配信へ送る

ReaFIRはOBS標準のVST 2.x、NoiLessは追加のVST3ホストで読み込みます。

外部アプリを使う場合は、OBSで元のマイクと処理後の仮想マイクを二重に取り込まないようにします。OBSだけでなく通話アプリでも使いたいなら、そのアプリで仮想マイクを選べるかも確認してください。

OBS標準の「VST 2.x プラグイン」にはVST3を直接読み込めません。形式や追加先で迷った場合は、OBSでVST3が表示されないときの確認方法へ進めます。

最後は、普段の声を録音して選ぶ

比べる内容は、普段の声、小声と語尾、無言の時間、話しながら操作する場面です。マイク位置と入力音量を固定し、一つの処理だけを切り替えて、同じ一文を録ります。

ノイズの少なさと、声の聞き取りやすさを両方見る
言葉が最後まで残るか

小声、語尾、話し始め、笑い声を聞く。

困っている場面で効くか

打鍵やクリックをしながら話した音も比べる。

いつもの配信で使えるか

ゲームなども動かし、音切れや操作の重さを確かめる。

ReaFIRのようにノイズの特徴を登録する方式では、登録する背景音に声を混ぜないことも大切です。NoiLessならOFFとStandardから比べ、声への影響が気になる場合にLightも試せます。いずれも設定を増やす前に、一つの処理で得られた音を残しておくと判断しやすくなります。

NoiLessは話し声向けです。歌声やASMRで必要な細かな音まで同じ基準で処理せず、用途に合う方法を選んでください。導入を試すときはNoiLessの使い方で必要なものと読み込み手順を確認できます。

参考資料